黒龍と暮らすために

フトアゴヒゲトカゲと暮らすにあたり、必要な知識を自分の備忘録も兼ねて少しずつ書いていこうと思います。

 

私がフトアゴヒゲトカゲと暮らし始めて困った事、知りたかった事をメインに初めてフトアゴヒゲトカゲと暮らす方のお役に立つ情報を載せていければと思っています。

 

厳しい環境で病気になってしまう子や死んでしまう子を少しでも減らす事が出来ればと・・・。

 

ですが、素人が独自で調べた物がほとんどです。
すべて鵜呑みにせず、異常を感じた場合は信頼出来る病院へ連れて行ってあげてくださいね。

 

 

 

ケージについて

 

床材について

 

ライトについて

 

温度について

 

食事について

 

冬期の活動停止(冬眠)について

 

まだまだ項目が少ないですが、徐々に徐々に増やしていきますので気長にお待ちくださいませ・・・。

 

 

 

※当ブログ内に書かれている内容はあくまで個人が調べたり、経験した内容です。

参考程度でご覧いただけると幸いです。

万が一トラブルが起きても自己責任でお願いいたします。

個体によって全て違いますので、よく観察してその子にベストの環境を作ってあげてください。

 

※間違いやご指摘がありましたらコメントを頂けますと幸いです。

食べ物について

フトアゴヒゲトカゲの食べ物には様々なものがあり、

生体の体調や成長に合わせて変えていく必要があります。

(成長に合わせたエサの種類や頻度はエサの量・頻度をご覧ください)

 

エサの種類

 

IMG_34892.jpg
↑うちの子はにんじんギライ。

 

■野菜

フトアゴヒゲトカゲは様々な野菜を食べます。
様々な飼育者様がよく与えている野菜を独断と偏見でおすすめ順に紹介します。

●小松菜
ペットショップでも特によく与えられている野菜です。カルシウムも多く含まれており、毎日の食事のベースにしたい野菜です。
(小松菜にムシャつくフトアゴ)
●モロヘイヤ
栄養価が高く、おすすめですが価格を考えると毎日の食事のベースにするには厳しい一品です。笑
ただ、注意が必要で「種子」と「茎」には毒性があるということなので、食べさせる場合は葉っぱのみが良いようです。
●インゲン豆・スナップエンドウ
水分量が多く、少々なら水分も補給できるので◎。インゲン豆が好きなフトアゴも多い様です。※ スジは消化に悪いので取り除きます。
(インゲン豆にパクつくフトアゴ)
●オクラ

ネバネバが腸内環境を整えるのにも良い様です。黒龍くんは食欲が落ちていてもオクラなら食べるというほどオクラ好き。我が家では軽く茹でて輪切りにスライスして与えています。
オクラに入っているタネはなかなか消化しないので、腸が弱っていたり調子があまり良くない生体に与える時はタネを取り除いてあげるのがベター。
(タネを食べちゃうとウンピで出ちゃう)

おくら
●かぼちゃ・にんじん
茹でたりすると栄養素が抜けてしまうらしいので我が家では皮ごと生で薄く切って与えています。ビタミンAが豊富で遠近感が無いなど目が弱い子にも良い野菜です。
(おくらとかぼちゃでテンションが上がるフトアゴ)
おくらとかぼちゃでテンションが上がるフトアゴ
●ミニトマト
水分が多いのであまり頻繁には与えませんが結構好きなようです。
皮が消化しづらいので皮が 硬い場合は皮を向いて食べさせています。(ミニトマトは舌が滑って食べづらい)
ミニトマトの水分で舌が滑る
●とうもろこし
黒龍くんは大好物なのですがこちらも皮が消化しづらいので、たま〜にあげています。10粒ほど。(皮を剥いてあげればもう少しあげても良いかも?)
とうもろこしに舌をのばすフトアゴヒゲトカゲ
●豆苗
安定の豆苗です。タネ部分以外は全部食べます。
(豆苗食べ放題開催中)
豆苗食べ放題中のフトアゴヒゲトカゲ
●レタス・サニーレタス
水分が多いのであまり頻繁には与えませんが、逆に水分が必要な時には水分補給に食べさせます。
(レタスを食べ散らかすフトアゴヒゲトカゲ)
レタスを食べ散らかすフトアゴヒゲトカゲ

 

■その他の野菜

●サラダ菜
●水菜
●さつまいも
●食用菊
●ヤングコーン

などなど。

★絶対に与えてはいけない野菜★

★ほうれん草

★玉ねぎ

★ねぎ

★ニラ

★ブロッコリー

アクや刺激の強いものは基本的に与えてはいけません。
意外なところで、キャベツも与えてはいけないと言われています。

■くだもの

甘いくだものが好きなフトアゴちゃんも多い様です。
でも糖分が多く、摂りすぎはよく無いのでおやつ程度にほんの少しあげています。
(我が家では多くても週に1度ほど)

●バナナ
栄養価も高いので、我が家では比較的よく食べさせるメニューです。ただぬるぬるしたバナナは舌につきづらく、食べるのにいつも苦労しています。
・一度にあげる量は薄く輪切りにしたものを2枚程度。
かぼちゃとバナナと小松菜
●りんご
バナナに次いで多いのがりんご。しゃくしゃくと美味しそうにいつも食べています。
・一度にあげる量は2cmくらいにカットした薄切りのものを3枚程度。
りんごをぱくり
●みかん
皮を剥いて缶詰風にしてひとふさをプレゼント。
(みかんを頬張るフトアゴ)
みかんを頬張るフトアゴ
●いちご
フトアゴちゃんのサイズに合わせて一口サイズにカット。
・一度にあげる量はいちご丸1個程度。
■その他の果物

●すいか(水分が多いので少なめ。冷たいとお腹ピーになっちゃうので常温で。)
●もも
●ブルーベリー(1〜2個くらい)
●オレンジ

などなど。
果物を喜んで食べてくれるとついついたくさんあげたくなりがちですが、健康のことを考えてグッと我慢・・・。

■生き餌

飼いやすさや、栄養素・好みによって様々です。
ネットでも買えるので便利♪

●コオロギ

フトアゴのサイズに合わせてS、M、Lサイズのコオロギをあげます。
大きすぎると足や羽などが口内や体内を傷つけてしまうことがあるのでサイズ調整は大事。
食べさせる時は後ろ足を外してあげます。(コオロギはピンセットで足をつまむと自ら足を切ります)
我が家はコオロギ大好きなのでコオロギ一本です。
ただ、管理を怠るとっっっても臭います・・・。あと成長するととっっっても賑やか。笑

 
我が家(アダルトサイズ)はちょっと小さめSM or Mサイズをあげてます。

●デュビア

水切れに強く臭いが比較的少ない(コオロギは掃除を怠るととっても臭う・・・)ので繁殖させたい場合は良いのかもしれません。
栄養価がコオロギに近いので我が家はコオロギ一本で、デュビアは与えていません。
動きが遅く、捕まえるのも楽だそうです。

 

●ミルワーム・ハニーワーム・シルクワームなど

栄養価は比較的高く、消化率も良いそうです。
ただ、カルシウムが少ないのでカルシウムの添加は必須とのことです。
ミルワーム・ハニーワームは我が家では食べさせたことがないので、調べた情報のみです。

 

■その他の生き餌

●レッドローチ

などなど。

■人口飼料

バランスよく作られているので我が家では主食です。
アダルトの今はレップカルの成体用フードとキョーリンのフトアゴドライを一食で5〜6粒。野菜5:フード2くらいの割合であげています。
カラフルなものは着色など不安であまりあげたくないのですが、どうしてもフトアゴはカラフルなものが好きな様で、カラフルフードからぱくつきます。
ドライフードは水でふやかせて与えます。

●レップカル フトアゴフード

ちょっとカラフルで着色が気になりますが、色つきの方が食いつきはかなり良いです。
フトアゴによって好きな色が違うようで赤ばかり、黄色ばかりなどよりごのみする子も多いそうです。
(色によって味の違いは無いようですが)

●キョーリン フトアゴドライ

食いつきはあまりよくありませんが、着色がなくミルワームなどの栄養が含まれているのでレップカルと合わせてメイン食材です。
水でふやかせても舌につきやすいらしく食べやすそうです。
スプーンに一杯ほど与えています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キョーリン フトアゴドライ 500g 関東当日便
価格:1449円(税込、送料別) (2020/8/15時点)

●キョーリン フトアゴゲル

やわらかいチューブ式で「大好き!!」という子も多い様です。
我が家はあまりお気に召さないようでした・・・・・・。
ミルワーム、シルクワームといった昆虫原料と小松菜などの野菜を豊富に配合し、カルシウム剤などの添加も不要な総合栄養食だそうです。私はあまり感じませんがフンの臭いも軽減するとか・・・?

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キョーリン フトアゴゲル 60g 関東当日便
価格:838円(税込、送料別) (2020/8/15時点)

■サプリメント

フトアゴヒゲトカゲはカルシウムを摂取し→紫外線(UV-B)に当たり→体内でビタミンD3を合成→骨格を形成します。
ですので、カルシウムの摂取が必須となります。
昆虫や野菜にも含まれてはいますが、特にベビーの間は骨格を形成するには不十分です。
この時期にカルシウムが足りないとクル病などの骨の病気になりやすくなってしまいます。

●カルシウム

昆虫や野菜にふりかけて与えます。軽くふりかけて毎日与えます。
我が家では月夜野ファームさんのマルベリーCaを与えています。

●ビタミンD3

ビタミンD3が含まれているサプリメントも売っていますが、我が家ではビタミンD3はサプリメントでは与えていません。
理由は、
●本来ビタミンD3はフトアゴの体内で生成されるもので、口からの摂取では作用が異なる可能性がある。

●カルシウムをきちんと取れていて、UV-Bにしっかりと当たっていればフトアゴ自身でしっかり生成される。

●過剰摂取をすると血管や臓器に悪影響が出る場合がある。

ですので、適切な量のカルシウムとUV-B照射でなるべく自然な形での生成が理想かと考えています。

当然ですが、生き物は食べた物で出来ています。

毎日の食事が健康を大きく左右します。

元気に長生きしてもらうためにも日々しっかり体調を確認して、その日その時の体調にあった食事をさせてあげてください。

 

 

 

※当ブログ内に書かれている内容はあくまで個人が調べたり、経験した内容です。

参考程度でご覧いただけると幸いです。

万が一トラブルが起きても自己責任でお願いいたします。

個体によって全て違いますので、よく観察してその子にベストの環境を作ってあげてください。

 

※間違いやご指摘がありましたらコメントを頂けますと幸いです。